子犬のトイレトレーニングに必要なグッズ|「教える・受け止める・リセットする」の3役割で揃える
公開: 2026-09-04 / 最終更新: 2026-09-16
広告を含みます。レビュー・比較の方針
子犬のトイレトレーニングに要るグッズは、①場所を教えるトイレトレー ②失敗を受け止めるペットシーツ ③失敗のにおいをリセットする消臭クリーナー、の3役割で考えると過不足なく揃う。おもちゃやサークルより先に、この3点を用意しておきたい。
トレーは囲いのある壁付きタイプ(リッチェル しつけ用ステップ壁付きトイレ)が定番。シーツは練習初期の大量消費を低単価で回すアイリスオーヤマと、留守番・夜間に吸収力で受けるデオシートの使い分けが現実的。
失敗した場所のにおいが残ると同じ場所で繰り返しやすいため、尿臭専用クリーナー(ジョイペット)での後始末までがトレーニングの一部。叱るのではなく、成功を褒めて失敗は淡々とリセットするのが基本方針。
購入前に確認したい条件
- お迎え準備の全体像(クレート・フード・おもちゃまで)を知りたい人。この記事はトイレトレーニングのグッズに絞っています。全体は「子犬のお迎えに必要なものリスト」をどうぞ
- すでにトイレは覚えていて、はみ出し・足上げだけをピンポイントで対策したい人(はみ出し対策の専用記事の方が具体的です)
- シーツの1枚単価やコスパを銘柄横断で細かく比較したい人(本記事は役割分担が主軸で、単価比較は別記事に譲ります)
役割1: 場所を教える — 囲いのあるトイレトレー
トイレトレーニングの第一歩は「ここがトイレ」と場所を分かりやすく示すこと。床にシーツを敷くだけでも始められますが、シーツと床の境界が曖昧だと子犬には区別がつきにくく、囲い(壁)のあるトレーの方が場所の輪郭がはっきりします。壁付きタイプは足上げやはみ出しにも強く、シーツのいたずら防止メッシュ付きモデルなら、シーツを掘る・噛む時期の誤食リスクも下げられます。設置場所は最初に決めたら動かさないのが基本です。
役割2: 失敗を受け止める — ペットシーツは「練習用」と「本番用」で使い分け
練習初期はトレーの外での失敗も多く、シーツの消費量が想像以上に多くなります。そこで、日中こまめに替える練習用には低単価・大容量のシーツ(アイリスオーヤマ)、夜間や留守番などすぐ替えられない時間帯には吸収力・消臭力のある厚手シーツ(デオシート)と、2種類を使い分けるのが現実的です。トレーの周りに広めにシーツを敷いておくと、惜しい失敗も受け止められて掃除の負担が減ります。
役割3: 失敗をリセットする — 尿臭専用の消臭クリーナー
犬はにおいの残る場所で再び排泄しやすい傾向が指摘されています。床やカーペットで失敗したとき、水拭きだけではにおいが残りやすく、同じ場所での失敗を繰り返す原因になりえます。尿のニオイ・汚れ専用のクリーナーで後始末までやりきることが、実はトレーニングの成功率に直結する地味に重要な工程です。カーペットは表面の拭き取りだけでなく、染み込んだ尿を吸い取ってから散布するのが手順の基本です。
グッズが揃ったら: トレーニングの基本方針(概要)
手順の詳細は本記事の範囲を超えるため概要に留めますが、一般的なしつけの考え方は共通しています。①起床後・食後・遊びの後などタイミングを見てトイレに誘導する ②成功したらその場ですぐ褒める ③失敗しても叱らず、黙って片付けてにおいをリセットする、の繰り返しです。叱ると「排泄自体を隠れてするようになる」逆効果が指摘されており、覚えるまでの期間には個体差があります。焦らず環境を整えて続けることが近道です。
比較表
| 商品 | 役割 | 主な出番 | 目安価格 |
|---|---|---|---|
| 場所を教える(トレー) | 常設。トレーニングの土台 | 2,500〜5,000円前後(サイズによる) | |
| 失敗を受け止める(練習用シーツ) | 日中の練習・トレー周りの養生 | 1,000〜3,500円前後(枚数・厚さによる) | |
| 失敗を受け止める(本番用シーツ) | 夜間・留守番などすぐ替えられない時間 | 1,500〜3,000円前後(枚数による) | |
| 失敗をリセットする(消臭) | トレー外で失敗したときの後始末 | 500〜1,000円前後 |
状況別のおすすめ
共働きなどで日中の留守番が長く、シーツをすぐ替えられない
→ ユニ・チャーム デオシート(ワイド)
吸収力・消臭力に定評のある厚手シーツなら、交換できない時間帯も1枚で受けやすい。ワイド/スーパーワイドで受け面積を広げれば、留守番中の位置ずれにも対応しやすい。
失敗が多い練習初期で、シーツの消費量とコストが気になる
→ アイリスオーヤマ ペットシーツ(厚型/薄型)
大容量・低単価の定番。汚れたら惜しまずすぐ替えられることが清潔維持とにおい対策につながる。薄型は吸収量が少ないため、在宅でこまめに替えられる時間帯向け。
床やカーペットでの失敗を同じ場所で繰り返している
→ ジョイペット オシッコのニオイ・汚れ専用(アース・ペット)
においが残ると再排泄の目印になりやすい。水拭きで済ませず、尿臭専用クリーナーでリセットする工程を後始末に組み込むと、繰り返しの連鎖を断ちやすい。
リッチェル しつけ用ステップ壁付きトイレ — 「ここがトイレ」を教える土台
三方を囲う壁で場所の輪郭を示し、足上げ・はみ出しにも備えられるトレーニング用トレー
リッチェル / トイレトレー
目安価格: 2,500〜5,000円前後(サイズによる)
- ○三方の壁でトイレの場所が分かりやすく、はみ出し・足上げに強い
- ○分解して丸洗いでき、清潔を保ちやすい
- ○メッシュ付きモデルならシーツのいたずら・誤食対策になる
- △壁付きのぶん本体が大きく、置き場所の実寸確認が要る
壁付き構造で床置きシーツより場所の区別がつきやすく、分解して丸洗いできるため衛生管理も続けやすい構造です。シーツを掘る・噛む時期は、いたずら防止メッシュ付きモデルを選ぶと誤食対策になります。
こんな条件なら
- これからトイレトレーニングを始める子犬の家庭
- シーツを掘ったり噛んだりする子
- 足上げ・はみ出しの汚れに先回りして備えたい家庭
ここは注意
- 設置スペースが限られる家庭(壁付きのぶん設置面積が大きい)
- 男の子の高い位置への足上げには、L字シーツ等の併用が必要になる場合がある
アイリスオーヤマ ペットシーツ — 練習初期の大量消費を低単価で回す
こまめな交換を惜しまずできる、大容量・低単価の練習用シーツ
アイリスオーヤマ / ペットシーツ
目安価格: 1,000〜3,500円前後(枚数・厚さによる)
- ○大容量・低単価で、失敗の多い練習初期に惜しまず交換できる
- ○厚型〜薄型・サイズ展開が広く、用途で選び分けられる
- △薄型は吸収量が少なく、交換頻度が上がる
- △開封後は湿気を避けた保管が必要
厚型・薄型・炭入り消臭などライン展開が広く、レギュラーからスーパーワイドまでサイズも選べます。練習初期はトレー周りの養生用にも消費が増えるため、単価の安さがそのまま続けやすさになります。
こんな条件なら
- 在宅時間が長く、こまめにシーツを替えられる家庭
- コストを抑えてトレーニング期を乗り切りたい家庭
- トレー周りに広く敷いて養生したい家庭
ここは注意
- 薄型を留守番の長い時間帯に使いたい家庭(1枚で長時間もたせる用途には向かない)
ユニ・チャーム デオシート(ワイド) — 夜間・留守番の時間帯を任せる本番用
すぐ替えられない時間帯を吸収力・消臭力で受け止める厚手シーツ
ユニ・チャーム / ペットシーツ
目安価格: 1,500〜3,000円前後(枚数による)
- ○吸収力・消臭力があり、夜間・留守番などすぐ替えられない時間帯に向く
- ○ワイド/スーパーワイドで受け面積を広げられる
- △厚型はコスパとのバランスで選ぶ必要がある
消臭・吸収力に定評のある定番シーツで、ワイド/スーパーワイドを選べば受け面積も広げられます。日中の練習用と夜間・留守番用でシーツを使い分けると、コストと快適さのバランスが取りやすくなります。
こんな条件なら
- 留守番や夜間など、シーツを替えられない時間が長い家庭
- シーツ周りのにおいを抑えたい家庭
- 位置ずれの失敗を広い受け面積でカバーしたい家庭
ここは注意
- シーツ単体で足上げ対策まで完結させたい家庭(トレーや壁との併用が前提)
ジョイペット オシッコのニオイ・汚れ専用 — 失敗を「なかったこと」にする仕上げ役
トレーの外で失敗したときに、においの記憶ごとリセットする尿臭専用クリーナー
アース・ペット / 消臭剤
目安価格: 500〜1,000円前後
- ○尿臭に特化しており、床・カーペットの失敗の後始末に向く
- ○500〜1,000円前後と導入しやすい価格帯
- △カーペットは染み込んだ尿の吸い取りが先。散布だけでは奥のにおいが残りやすい
尿のニオイ・汚れに特化した専用クリーナーで、床やカーペットの後始末の定番です。汎用の除菌スプレーとは役割が異なり、「再排泄の目印になるにおいを消す」ことに焦点があります。500〜1,000円前後と手に取りやすく、トレーニング開始時に1本備えておきたいグッズです。
こんな条件なら
- トレーの外・カーペットでの失敗が続いている家庭
- 同じ場所での失敗の繰り返しを断ちたい家庭
ここは注意
- 色柄物のカーペットや布は、目立たない場所で試してから使う
よくある質問
Qトイレトレーニンググッズは最低限どれを揃えればいい?
トレー・シーツ・尿臭専用クリーナーの3点です。役割で言うと「場所を教える」「失敗を受け止める」「失敗のにおいをリセットする」の3つで、どれか1つが欠けるとトレーニングの効率が落ちやすくなります。サークルやトイレ用ステップなどは、その子の様子を見てから買い足しで十分です。
Qシーツは1種類ではだめ?2種類使い分ける理由は?
1種類でも始められますが、練習初期は消費量が多いため、全部を厚手の高機能シーツにするとコストがかさみます。在宅でこまめに替えられる時間帯は低単価シーツ、夜間・留守番は吸収力のある厚手シーツ、と時間帯で分けるとコストと衛生のバランスが取りやすくなります。
Qトイレトレーニングはどのくらいで覚える?
個体差が大きく、数週間で安定する子もいれば数ヶ月かかる子もいます。「早く覚えさせる」より「失敗しにくい環境を整えて成功体験を増やす」方が結果的に近道です。月齢が上がると膀胱のコントロールも発達するため、焦らず続けることが大切です。おしっこの回数や色に気になる変化がある場合は、しつけの問題と決めつけず獣医師に相談してください。
Q失敗したとき、叱った方がいい?
叱るのは逆効果になりやすいとされています。叱られた子は「排泄したこと」自体を悪いことと学習しやすく、隠れて排泄するようになるケースが指摘されています。失敗は黙って片付けてにおいをリセットし、成功したときにその場ですぐ褒める方針が一般的なしつけの考え方です。
Qトレーの置き場所はどこがいい?
ケージやハウスの近くで、人の出入りが激しすぎない落ち着ける場所が基本です。犬は寝床から離れた場所で排泄する習性があるため、寝床とトイレは同じ空間でも少し距離を取ると失敗が減りやすくなります。一度決めたら頻繁に動かさないことも重要です。
結局どれを選べばいい?
子犬のトイレトレーニングは、①場所を教えるトレー(リッチェル しつけ用ステップ壁付きトイレ)②失敗を受け止めるシーツ(在宅時はアイリスオーヤマ、夜間・留守番はデオシート)③失敗をリセットする消臭クリーナー(ジョイペット オシッコのニオイ・汚れ専用)の3役割・4アイテムで土台が揃います。参考価格は2026年9月時点でトレー約4,900円・デオシートワイド54枚約1,900円・クリーナー詰め替え約700円(いずれも変動あり)。合計1万円弱の初期投資で「教える→受け止める→リセットする」のサイクルが回り始めます。あとは成功を褒めて失敗を淡々と片付ける、の繰り返しです。
参考資料と確認日
本記事の製品情報はリッチェル・アイリスオーヤマ・ユニ・チャーム・アース・ペット各社公式の製品仕様(2026年9月確認)に基づき、外部レビューの転載は行っていません。しつけに関する記述は一般的なトイレトレーニングの知見の範囲に留め、習得期間には個体差があることを前提としています。ペットのコメントは製品仕様と一般的な犬の行動傾向を根拠にしたキャラクター表現であり、特定個体の体験談ではありません。価格は市場変動があるため幅で記載し、参考価格は2026年9月時点の楽天市場の目安です。
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