犬のクレートのサイズ選び方|「立てる・回れる・伏せて伸ばせる」を測り方から解説
公開: 2026-09-05 / 最終更新: 2026-09-05
広告を含みます。レビュー・比較の方針
クレートのサイズは「中で立てる・向きを変えられる・伏せて足を伸ばせる」の3条件で決める。基準になるのは体重ではなく実測値で、体長(首の付け根〜尻尾の付け根)と体高(床から背中の一番高い所)をメジャーで測るのが出発点。
「広いほど快適」ではない。犬には囲われた狭い空間で休む傾向があり、大きすぎるクレートは中でトイレと寝床を分けてしまい、かえって落ち着かない場合がある。3条件を満たす範囲で、できるだけコンパクトに選ぶのが基本。
ハウス用・車移動・通院・防災で最適サイズの考え方は少し変わる。1台で兼用するなら、リッチェル キャンピングキャリーのようなハードタイプを「3条件+車の座席に固定できる寸法」で選ぶのが現実的な落とし所。
購入前に確認したい条件
- 成犬時の体重が20kgを超える見込みの大型犬の家庭(本記事で扱うキャンピングキャリーは中型犬までが対象で、大型犬はサイズが合わない)
- クレートを「閉じ込めるための箱」として使いたい人(罰として使うと中で休めなくなり、サイズをいくら合わせても本来の役割を果たさない)
- 折りたたみ収納を最優先したい人(ハードタイプは頑丈な反面、布製より重く収納場所を取る)
原則: 「立てる・回れる・伏せて足を伸ばせる」の3条件
クレートの適正サイズは、①中で自然に立ったとき頭や耳が天井に当たらない、②中で無理なく向きを変えられる、③伏せたときに前足を伸ばせる、の3条件で判断します。この3つを満たせば休息・移動のどちらにも使えるサイズで、それ以上大きくする必要はありません。犬にはもともと囲われた空間で休む傾向があるとされ、広すぎるクレートは中で寝床とトイレの場所を分けてしまい、かえって落ち着かない場合があります。「クレートの中では排泄しない」習性を利用するトイレトレーニング中の子犬では、広すぎるサイズは特に逆効果になりえます。
測り方: 体長と体高をメジャーで実測する
基準は体重表記ではなく実測値です。体長=首の付け根(首輪の位置あたり)から尻尾の付け根までを、自然に立った状態で背中に沿って測ります(鼻先や尻尾の先は含めない)。体高=床から背中の一番高い所(肩甲骨の上あたり)までを垂直に測ります。目安は、奥行きが体長より一回り(数cm〜10cm程度)長く、高さは立ったとき頭がぎりぎり当たらない程度。動く犬は2人がかりで、おやつで気をそらしながら測ると正確です。測った値はメーカーのサイズ表と、外寸ではなく内寸で照合してください。
用途で変わるサイズ判断: ハウス用・車移動・通院・防災
ハウス用(家の寝床)は3条件を満たす最小寸法が基本で、囲われ感が安心につながります。車移動は「犬に合うサイズ」と「車に載って固定できるサイズ」の両方が必要なので、先に車の設置スペースを測っておきます。通院は待合室で足元に置けるか・片手で運べる重さか、防災(同行避難)は避難所でクレートが生活スペースそのものになる前提で3条件が最低ラインです。1台で全用途を兼ねるなら、3条件を満たす最小〜1段階上のサイズから選ぶのが現実的です。
子犬の場合: 成犬サイズを見越すか、買い替えるか
「成犬時想定サイズを最初から買う」か「今の体に合うサイズを買い、成長後に買い替える」かを先に決めます。判断基準は2つ。①成犬時の予測がつくか: 純血種で親犬の体格が分かるなら成犬サイズの先買いが現実的。ミックスなど予測が難しい場合は買い替え前提のほうが失敗しにくくなります。②トイレトレーニングの進み具合: トレーニング中に成犬サイズを与えると中で寝床とトイレを分けるリスクが上がるため、先買いする場合は仕切り板等で内寸を一時的に狭くする運用を検討してください。買い替え前提でも、小さいサイズは通院用サブや防災備蓄に使い回せます。
状況別のおすすめ
家のハウス・車移動・通院・防災を1台で兼用したい
→ リッチェル キャンピングキャリー
ハードタイプで通院・車移動・災害時避難・ハウストレーニングを1つでカバーでき、シートベルト固定対応モデルなら車載も安定する。3条件を満たす最小〜1段階上のサイズを選べば全用途で破綻しにくい。
子犬期からクレートトレーニングを始めたい
→ リッチェル キャンピングキャリー
上扉付きモデルは子犬の出し入れが楽で、慣らしの初期に扱いやすい。成犬時サイズを見越すか買い替えるかを決めたうえで、今の体に対して広すぎないサイズを選ぶのがポイント。
リッチェル キャンピングキャリー — 「3条件」で測って選べば、ハウス・移動・防災を1台で
ハウス・車移動・通院・防災を1台で兼ねられるハードタイプの定番クレート
リッチェル / クレート・キャリー
目安価格: 3,500〜8,000円前後(サイズによる)
- ○ハウス・車移動・通院・防災を1台でカバーでき、サイズ展開から3条件で選べる
- ○上扉付きモデルは出し入れが楽で、シートベルト固定対応モデルは車載も安定
- △子犬は成犬時サイズを見越すか買い替え前提かを先に決める必要がある
- ×布製より重く収納場所を取る。大型犬には対応サイズがない
サイズ展開の中から、実測した体長・体高を各サイズの内寸と照合し、「立てる・回れる・伏せて足を伸ばせる」を満たす最小サイズを選ぶのが基本です。上扉付きモデルは子犬や通院時の出し入れが楽で、シートベルト固定対応モデルなら車載も安定します。価格は3,500〜8,000円前後(サイズによる。2026年9月時点の楽天参考価格はMサイズ相当で約7,500円。変動あり)。
こんな条件なら
- 体長・体高を実測してサイズ表と照合できる小型〜中型犬の家庭
- ハウス用と移動用のクレートを1台で兼用したい飼い主
- 同行避難を想定して防災用ハウスを備えたい家庭
ここは注意
- 成犬時に中型犬の範囲を超える見込みの犬(対応サイズがない)
- 広すぎるサイズは中で排泄と寝床が分かれ、落ち着かなくなる場合がある。内寸で「体長より一回り大きい」を確認して選ぶ
よくある質問
Qクレートのサイズは体重を目安に選んではだめですか?
体重はあくまで参考値です。同じ体重でも胴の長さや脚の長さは犬種・個体で大きく違うため、体長(首の付け根〜尻尾の付け根)と体高(床から背中の一番高い所)を実測し、クレートの内寸と照合するのが確実です。メーカーのサイズ表に体重目安がある場合も、実測値との両方で確認してください。
Q大きめのクレートを買っておけば安心ではないのですか?
大きすぎるクレートには落とし穴があります。犬は囲われた狭い空間のほうが落ち着いて休みやすいとされ、広すぎると中で寝床とトイレの場所を分けてしまい、落ち着かなくなったりトイレトレーニングが乱れたりする場合があります。「立てる・回れる・伏せて足を伸ばせる」を満たす範囲で、コンパクトなサイズを選ぶのが基本です。
Q子犬には成犬用サイズと子犬用サイズのどちらを買うべきですか?
成犬時の体格予測がつく(純血種で親の体格が分かる等)なら成犬サイズを先に買い、仕切り等で一時的に狭くする運用が候補になります。予測が難しい場合や、トイレトレーニング中で広さが逆効果になりやすい時期は、今の体に合うサイズを買って成長後に買い替えるほうが失敗しにくいです。小さいサイズは買い替え後も通院用や防災備蓄として使い回せます。
Q車に載せる場合のサイズはどう考えればいいですか?
「犬に合うサイズ」と「車に載って固定できるサイズ」の両方を満たす必要があります。先に後部座席や荷室の設置スペースを測り、クレートの外寸と照合してください。走行中の安全のため、シートベルト固定に対応したモデルを座席にしっかり固定するのが基本です。なお夏場の車内には短時間でも犬を残さないでください。
Q防災用のクレートは普段用と別に用意すべきですか?
普段のハウスや移動用と兼用するのが現実的です。避難所ではクレートが犬の生活スペースそのものになる可能性があるため、「立てる・回れる・伏せて足を伸ばせる」を満たすサイズであることが最低ラインです。普段からクレートを安心できる場所として慣らしておくことが、そのまま防災対策になります。
結局どれを選べばいい?
クレートのサイズ選びは、①体長(首の付け根〜尻尾の付け根)と体高(床から背中の一番高い所)をメジャーで実測 → ②「立てる・回れる・伏せて足を伸ばせる」を満たす最小〜1段階上のサイズを内寸で選ぶ、の2ステップで決まります。ハウス・車移動・通院・防災を1台で兼ねたいなら、リッチェル キャンピングキャリーをこの手順で選ぶのが現実的です。車載するなら車側の設置スペースも先に測っておきましょう。子犬は「成犬サイズを仕切りで調整」か「成長後に買い替え」かを先に決めてから購入すると無駄が出にくいです。
参考資料と確認日
本記事の製品情報はリッチェル公式サイトの製品仕様(2026年9月確認)に基づき、外部レビューの転載は行っていません。サイズ選びの3条件・測り方は、メーカー公式が示すサイズ選定基準(体が伸ばせる=体長より一回り大きいサイズを選ぶ)と一般的な飼育情報を構造化したものです。ペットのコメントは製品仕様・犬の一般的な行動傾向を根拠にしたキャラクター表現であり、特定個体の体験談ではありません。価格は市場変動があるため幅で記載し、参考価格は楽天市場2026年9月時点の目安(約7,500円)です。
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